映像事業部/ディレクション第1チーム
造形表現学部デザイン学科卒業
担当業務:映像の企画・構成、演出、製作
主な仕事内容は?
- 映像製作を“一貫して”担当できる
- ディレクターとして、映像の企画・構成から演出、製作までを一貫して担当しています。テレビ局なんかだとディレクターはプロデューサーの下というイメージがありますが、ディレクターとして「こうしたい」という意思をプロデューサーにもはっきり伝えることができるのが、Kプロビジョンの特徴。自分の演出を活かした作品をつくることができます。でも、自分が作りたい映像を作っているだけでは駄目で、映像の用途を把握して、お客様の意思を的確に反映する必要があります。ある意味でデザイナーにも近く、難しいけれど面白いところですね。
- 実際の仕事のながれとしては、テーマやニーズに沿った企画と、全体の構成を考え、クライアントと打合せを重ねながら、シナリオを作っていきます。それと同時に素材としてどんな映像が必要かをイメージし、プロデューサーやカメラマンと打合せをしながら演出を考えて、台本を作成します。撮影と編集も自分でやります。ナレーション録りの現場にも立ち合い、トーンや間合いなどのディレクションもしますし、納品するアウトプットも自分で製作します。ダイレクトにお客さんの声が聞けるので、演出だけでなく営業的な側面も重要です。
産業映像の魅力は?
- 必要とされる映像だからやりがいがある
- 当社は鹿島建設のグループ会社ということもあり、建設業界の映像作品を作ってきたという歴史があります。建設業をベースに、電力会社や製造業といった「ものをつくる」ということに対する撮影ノウハウを蓄積してきているのが、他の会社にはない強みですね。とくに建設現場を取り巻く環境は日々変化するので、臨機応変に対応しながら、いかに完成度の高いコンテンツを納めるかが重要になってきます。Kプロビジョンには「ものづくり」に対する深い理解が根底にあるので、そういった場面にも柔軟に対応できます。
世の中にはもっと派手でかっこいい映像は沢山ありますが、産業映像というのはきちんとニーズがあります。つまり、世の中にその映像を必要としている人がいるということです。だから、そのニーズをしっかりと満たしつつ、新たな表現に挑戦したり、より面白いものをつくることが難しさでもあり、最大の魅力であると思います。
どんな人が向いている?
- マニアックで情熱的な人
- 私たちがマーケットとする「ものづくり」の映像には専門用語が沢山出てきます。そういった普段耳馴染みのない言葉や世界に対して、興味を持てる人が向いていると思います。そういう世界も追究していくとすごく面白いということを心から思えないとただ作業をするだけになってしまうし、そういう姿勢から良いコンテンツも生まれると思います。だからマニアックなものが好きだったり、そこに情熱を向けられるタイプの人が向いていると思います。
- 撮影で真冬の東北へ。氷点下の中でのロケは寒かったけど、楽しかった!
- ドローンでの撮影風景。ドローンについたカメラから見える景色を常に意識して撮影に臨みます。
- 海外ロケでシンガポールへ行った時。マーライオンを目前に撮影したことは貴重な経験でした。